SEOスパム
スパムという言葉をご存じでしょうか。最近よく聞くワードかと思いますが、実際はどのようなことか理解していない方も多いと思います。
スパム(SPAM)は"Self Promotional Advertising Messages"の略で、不正な方法で上位表示させる行為のことをいいます。
ロボット型検索エンジンで検索するようになり、検索エンジンを騙すような技術で上位表示をさせるスパム行為が数多く誕生しています。
SEO対策は、このスパム行為を理解せずに行うと、知らずにスパム行為を行う可能性があります。
検索エンジンにスパム行為と判断されると、最悪の場合は削除される可能性もあります。ここでしっかりとスパム行為を理解し、正しいSEO対策を行いましょう。
不正なリダイレクト
リダイレクトとは、あるページから他のwebサイトへ転送させることを言います。
よく、ページが表示されてから数~数十秒で別のページを表示させるサイトがあります。例えば、引っ越ししたホームページの、「何秒後に新URLへジャンプします。」の表示などです。
正しい使用では問題はありませんが、悪質の場合は、ある特定のキーワードで検索されやすいホームページを用意し、そこへアクセスした途端、違うページへリダイレクトさせるという方法を行っています。
リダイレクトの全てがスパム行為ではありませんが、転送元と転送先のページの内容が全く異なる場合は、SEO対策スパム行為と判断されてしまいます。
クローキング
「覆い隠す」を意味するクローキングは、代表的なスパム行為のひとつです。IPアドレスや、ユーザーエージェントを利用し、ユーザーと検索エンジンを区別します。そして、それぞれに対応した異なるHTMLを見せるという不正なテクニックを使ったスパム行為です。
ユーザーとして見る分には何の支障もなく、そのページを楽しむことができますが、検索エンジンとしては、不正なテクニックで検索結果を操作する悪質な行為と見なされます。